ご存知でしょうか?
相続が発生したのに、その登記をしないで、亡くなられた方の名義のまま放置されている不動産が数多く存在していることを。
そして、この膨大な数の相続登記をしていない不動産の存在が、空き家問題を深刻化させたり、所有者不明により公共事業が進まないという災害復興を遅らせる大きな原因となっていることを。
相続登記をしないで放置しておくと、相続人や相続分を確定することが困難になり、手続きをするのに、時間も手間も費用も掛かり、また、相続人間トラブルなど思わぬ不利益を受けてしまうこともあるのです。
そこで、私達司法書士は、皆さんが、ご自分の権利を守るとともに、次世代の子ども達のために、相続登記をすることを推進致します。
茨城司法書士会は、この未来につなぐ相続登記プロジェクトを、水戸地方法務局及び茨城土地家屋調査士会と連携して実施しています。
司法書士は140年以上もの長い間、不動産登記の専門家として、制度を担ってきました。
不動産の相続登記は司法書士にお任せください。
法定相続情報証明制度
平成29年度に法定相続情報証明制度が新設される予定です。この新制度を利用することで、預金、株式等の相続手続きが簡便になることになります。
法定相続情報証明の交付請求は法務局に対して行います。
法定相続情報証明の交付請求は司法書士に依頼することができます。
講師派遣
茨城司法書士会では、相続や遺言に関する各種研修会や講演会等に、当会所属司法書士を講師として派遣しています。
相続登記はお済みですか月間
茨城司法書士会では、毎年2月を『相続登記はお済みですか月間』と題して、相続登記に関する無料相談を開催しています。
この『相続登記はお済みですか月間』では、放置されている相続登記はないかどうか市民の皆様に確認と点検を呼びかけ、できるだけ早い時期に登記手続きを行うことをお勧めするとともに、無料相談では、相続登記、遺言、遺産分割協議など相続に関するご相談にお応えします。
空き家対策事業
茨城司法書士会では空き家対策事業にも力を入れています。
平成26年度につくば市と空き家等無料相談会実施に係る覚書を交わしたのを皮切りに、平成28年度は茨城県と空き家相談会等への専門家派遣業務委託契約を締結しました。
また、県内10市町村以上の市町村空家等対策推進協議会に委員を派遣しております。